黄金期ジャンプの影

主にジャンプ黄金期の短期終了作品について語ります

地獄先生ぬ~べ~のゲームを攻略する

 前回当ブログでは「地獄先生ぬ~べ~」のゲームを紹介したのだが、記事を書く際に気になった事があった。それは、よほど売れなかったのか参考の為にネットで検索しても触れている所は数少なく、触れている所も詳しく言及していないので碌な情報がなく、特に攻略情報に関しては皆無と言っていい有様だという事だ

 無いならば自分で作ればいいのでないか。という訳で今回は「地獄先生ぬ~べ~」のゲームを攻略していきたい

 とは言え、本ソフトは過去に攻略してきた「ファミコンジャンプ英雄列伝」や「ろくでなしBLUES」と違ってランダム性があり、同じ手順を辿っても同じ結果にならない事が多く、そもそも私自身も内部データなどをわかっている訳ではないので完全な攻略記事など書けようもない。なので、参考程度に攻略の指針を示しつつ、サンプルとしてあるキャラを攻略してみた様子を記しておく

 そのキャラとは篠崎愛である

 何故篠崎愛なのか? 勿論私が一番好きなキャラだからである。他にどんな理由が必要だろうか

 という訳で早速攻略を始める前に、まず全キャラ共通の基本的な攻略方針を

 前回紹介したように本ソフトはたまに妖怪エピソードを絡めつつ平日及び土曜の午前は学校で出会ったキャラとの会話で、土曜の午後と日曜は童守町を散策して行先で出会ったキャラとの会話で選択肢から選択して好感度を上げるというのが基本的な流れで、夏休み、冬休み、バレンタイン、エンディングでは一番好感度の高いキャラのスペシャルグラフィックが見る事が出来る

 そして今回は篠崎愛スペシャルグラフィックを全て見るのが目的となる訳だが、本ソフトはキャラの好感度を上げるのが簡単な上、平日にどのキャラと会うかはランダムなので普通にプレイすると全キャラの好感度が上がってしまい、お目当てのキャラ以外のスペシャルグラフィックが出てしまうというケースが結構ある

気が付くとこんな風になってしまっている

 なので、平日にランダムでお目当てのキャラ以外が出た時は好感度が上がり過ぎないよう意図的に好感度を下げ、休日にお目当てのキャラの家に通い詰めて集中的に好感度を上げるというのが基本的な攻略指針となる
 それを踏まえて愛の攻略に移ろう。まず愛はゲームを開始してすぐには登場しないので、出来るだけ早く登場させるのが攻略の第一歩である。その為には原作同様愛と仲が良いという設定のまことの好感度を上げて愛を紹介して貰わなければならない。そして先程説明し忘れたが、平日に登場するキャラはランダムではあるが、確率的には同級生が多いので同級生ではない愛は休日が全てと言っても過言ではない。更にもう1つ説明し忘れたが、休日では同じ所に二度続けていく事が出来ないので、土曜は2回中1回、日曜が4回中2回しか会うチャンスはない(稀に他の場所でも会えるが)。なので金曜の夜にセーブしておいて家に行っても会えなかったらロードしてやり直した方が確実だろう

 そして愛の攻略でキーとなるキャラが3人いる

 まず1人目はまことである。前述の通り愛を紹介してもらう為にはまことの好感度を上げなきゃならないのだが、そうなると必然的に愛の登場時には愛よりまことのほうが好感度が高くなるのでそのままだと夏休みに見たくもないまことのスペシャルグラフィックを見せられる事になる。なので、出来るだけ早く愛の好感度を上げつつまことの好感度を下げて逆転させなければならないのだ

 2人目はノロちゃんこと法子である

 何故かというと私は愛の次にノロちゃんが好きなので、最初に愛攻略を目指した際は休日に愛の家に行けない時はノロちゃんの家に行ったり、平日に出てきた時もつい好感度が下がる選択肢を避けてしまった結果、ノロちゃんエンドになってしまったからだ

 

でも後悔は無い

 …いや、そんなの手前の好みの問題じゃないかと言えば全くもってその通りであるのだが、一番ではないが好きというキャラは誰にでもいるだろうから、そういうキャラに色目を使ってはいけないという事は気に留めておこう

 そして3人目はいずなである

 何故かというと、本ソフトはどうもシステム的にいずなエンドになりやすいようで、数少ないプレイレビューやプレイ動画を見るといずなエンドになっている人が多く、かくいう私も別に狙った訳でないのにいずなエンドになってしまった事があるからだ

 何故そうなるかはシステムの仕様を知らないので想像で語るしかないが、おそらくいずなは童守小の関係者ではない故に平日に出る事は殆ど無く、休日に家に行こうにも家がない(ホームレスという訳ではなく行先にないという意味で)為に出会う頻度が非常に少ないので、その代わりに他のキャラより好感度が上がりやすいからではないだろうか。そして一度上がった好感度を下げたくても出会う確率が低いのでそのままいずなエンドになってしまうと

 これを避ける為には、いずなは美樹に紹介される事で登場するので美樹の好感度を上げないのがいい。そして出てしまった場合は、最初の選択肢でいずなのスリーサイズを聞こう。勿論教えちゃくれないが初期好感度が低く抑えられる(因みにWikipediaによると85-56-86らしい)

 以上の事を守ってプレイした結果、無事に愛の全てのスペシャルグラフィックを見る事に成功した事をここに報告する。家に行っても意外と会えない事が多く、何度もロードし直しているうちに思わず「たかが数枚のCG見る為にいい年こいて何やってるんだろう…」と自問自答してしまったのは秘密だが、面倒くさい点を除けば特に難しい所はなかったと言えるだろう

 そして、基本指針さえ守れば愛に限らず殆どのキャラは問題なく攻略できると思う

 …が、例外もいる。それは誰あろう原作の主人公であるぬ~べ~だ。あと律子先生も

 

 この2人はいずな同様家がない勢なので狙って会う事が困難だが、いずなより好感度が上がりにくいようなので、未攻略だがやるとしたら休日に偶然出会うまで愛以上にロードを何度も繰り返すというキツイ作業になりそうである(学校とセンター街が比較的遭遇率が高い印象だが)

 そしてもう1人、未確認情報だが人魚のはやめエンドがあるという

 はやめは所謂隠れキャラで、私がプレイした範囲だとミサキエピソードの途中の選択肢次第で登場する事と、冬休みのスペシャルグラフィックがある事は確認出来たのだが、現状では攻略条件どころかそれ以外に登場するのかすら分かっていない有様である

 本来なら攻略条件を割り出せぬまでもはやめエンドを見るまではプレイを続けるのがスジだというのは重々承知しているのだが、エンディングまでの流れは4枚のグラフィック以外は殆ど同じなので何度も続けてプレイするのは苦痛なのと、何より時間が無いので残念ながら今回はここまでにしてまたの機会にしたい。…またの機会があるのか自分でもわからないが