黄金期ジャンプの影

主にジャンプ黄金期の短期終了作品について語ります

週刊少年ジャンプ黄金期

BØYエピソード0

以前にも述べた覚えがあるが、ジャンプ黄金期における二大ヤンキー漫画といえば、森田まさのりの「ろくでなしBLUES」と梅澤春人の「BØY」である。まあ、二大も何も他にめぼしいヤンキー漫画が無いといったらそれまでだが さておき、そんな二大ヤンキー漫画の…

ドラマ化された短期終了作品

これまでも何度となく触れたが、今から三十八年前の本日11月20日に発売されたジャンプ84年51号で「DRAGONBALL」の連載が開始され、ジャンプの黄金期が始まった。そこで今回はその記念すべき号に掲載されていた短期終了作品を紹介したい ガクエン情報…

黄金期ジャンプ短期終了作家列伝 その3

ジャンプの短期終了作品ではなく、その作家の方にスポットを当てる短期終了作家列伝、その第3弾はエロとグロ、そしてバイオレンスに溢れた作風で当時の読者に多大なインパクト与えた巻来功士である shadowofjump.hatenablog.com shadowofjump.hatenablog.co…

あの作家もジャンプ作家だった

以前から何度か触れたが、当ブログで定義するところのジャンプ黄金期は84年51号から96年27号までの間であり、期間中に誌面を飾った連載作品数は黄金期以前からの継続作品も含むと168になる。そして、168の作品の中には「DRAGONBALL」や「SLAM …

メジャー作の末裔

今回も前回、前々回に引き続き良作なのに売り上げが奮わなかったキャラゲーを紹介したい それはこちらの作品だ キャプテン翼 94年9月30日発売 いや、「キャプテン翼」のゲームは自分もプレイした事があるし、続編が何本も発売されているのだから売れて…

HUNTER×HUNTER連載再開記念

ご存じの方も多いと思うが昨日発売されたジャンプ47号で実に三年十一カ月ぶりに冨樫義博の「HUNTER×HUNTER」の連載が再開された。どうせまた三カ月程度で休載だろうと冷ややかな思いを抱いているのは私だけでは無いだろうが、それでも新作を読めるのはうれ…

トンビから生まれたタカの悲哀

以前当ブログで「ファミコンジャンプ英雄列伝」を紹介した際、同作品も含めてキャラゲーはクソゲーばかりだと述べた。だが、全てのキャラゲーがクソゲーという訳ではなく、中には良作ながらもキャラゲー=クソゲーというイメージのせいで売り上げが奮わなか…

金田一少年にもコナンにもなれなかった者たち

ご存じの方も多いと思うがジャンプは黄金期が終了した翌年の97年にはマガジンに発行部数を抜かれ、02年に奪回するまでその下に甘んじる事になった。その理由はジャンプが「DRAGONBALL」、「SLAM DUNK」の二大看板を失って全体的に連載作品が小粒になった…

昭和のGTO

黄金期ジャンプの短期終了作品を紹介しようと始めた当ブログも気付けば明日で開設してから丸二年になる。こんなブログを続けているのだから改めて言う事でも無いが、私は短期終了作品が好きだ。それは即ち読者アンケートが芳しくない作品を好きだという事で…

早すぎた変節

以前「タイムウォーカー零」を紹介した時にも触れたが、元々冒険活劇だった「DRAGONBALL」がいつの間にかバトル漫画になったように、作品をジャンプのカラーに合うよう改変する事をジャンプナイズと言い、これによってジャンプを代表する人気作が幾つも生ま…

世にも奇妙なえんどコイチ

8月もあと一週間余りで終わりである。まだまだ残暑は厳しいものの私の住む地域では夜は過ごしやすくなり、セミの鳴き声に混じって鈴虫の鳴き声も聞こえてくるようになってきて、ゆっくりながらも着実に秋の訪れを感じる今日この頃だ という訳で、今回は少し…

ラブコメ-ラブ-コメ=

最近、という程最近でもないが、ラグビーのW杯が日本で開催されて以来、選手が一般メディアやTVCMにちょこちょこ登場したり、BSではあるがレギュラーのラグビー情報番組が開始したりとラグビーが急激にメジャースポーツ化した感がある と言っても、以前はマ…

文字通り伝説となった物語

前回「大相撲刑事」を紹介した時に話の枕として大相撲の話題を出して呑気に優勝争いについて語っていたが、その後、日が進むごとに次々と休場者が出てえらい事になるとは思いもよらなかった。まったくコロナとは怖ろしいものである さておき、今回はその際に…

相撲ブームが生んだ怪作

今日現在、大相撲名古屋場所は十日目を迎え、既に無敗どころか1敗の力士すらなく優勝争いが混沌としてきている。…などと書くと鋭い方は先読みして、さては今回紹介するのは相撲漫画の「力人伝説 鬼を継ぐ者」だなと思うかもしれない 外れである 今回紹介す…

ACEを狙え

先日行われたウインブルドンは、女子はリバキナの、男子はジョコビッチの優勝で幕を閉じた。などと言った場合、多くの人は程度の差はあれど「ああ、テニスの大会の事だな」と理解するだろう。これが例えば少し話題が古いが、スーパーボウルはラムズが勝利し…

黄金期ジャンプ短期終了作家列伝 その2

ジャンプの短期終了作品ではなく作家の方にスポットを当てる記事である黄金期ジャンプ短期終了作家列伝、第2弾となる今回紹介するのは「チェンジUP‼」と「暗闇をぶっとばせ!」(作画)の作者の今泉伸二である 尚、第1弾となる前回でも述べたが、内容につ…

ハンター×ハンター(HUNTER×HUNTERではない)

本日は「モンスターハンターRISE」の大型DLC、「サンブレイク」の発売日である。思い起こせば「モンスターハンターRISE」の発売時、当ブログではタイトルそのままの「モンスターハンター」をはじめ、ハンターと名の付く作品を色々紹介したものだ shadowofjum…

黄金期終了後のジャンプを牽引した男

前回の当ブログで、二十六年前の96年6月17日は「SLAM DUNK」の連載が終了したのと同時にジャンプの黄金期が終了した日だと述べた。であるならば必然的にそれより一週間後の本日、96年6月24日は黄金期終了後初めてのジャンプが発売された日となる …

奇跡の軌跡

今から二十六年前、96年の今日6月17日は「SLAM DUNK」の連載が終了した日、つまり、当ブログで規定する所のジャンプの黄金期が終焉を迎えた日である。そこで今回は黄金期を振り返る事が出来るこちらの著書を紹介したい 「少年ジャンプ」黄金のキセキ 後…

あの超有名ゲームの生みの親の生みの親

86年5月27日、つまり三十六年前の今日は、とある有名TVゲームシリーズの第1作が発売された記念すべき日である そう、国民的RPGとまで言われ、シリーズの累計出荷及びDL数は8000万超、現在は12作目となる「ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎」…

夢のコラボは悪夢ばかり

今まで何度も繰り返しているが、当ブログで定義するジャンプの黄金期の始まりは「DRAGON BALL」の連載が開始された84年11月20日である 他方、ジャンプが黄金期を迎えたのとほぼ同時代に黄金期を迎え、知名度においてもジャンプと遜色のない少年向けホ…

ジャンプロボット大戦

前回当ブログではロボットが主人公である「SCRAP三太夫」を紹介したわけだが、ロボットが登場する漫画は他にも数が多い。古くは「ロボット三等兵」や「鉄腕アトム」から始まり、メジャー中のメジャー作品である「ドラえもん」、ジャンプでは「Dr.スランプ」…

原点回帰し過ぎ問題

黄金期の終焉から早や二十五年が過ぎ、当時の誌面を彩った漫画家の多くは第一線から引いており、鬼籍に入った者も見られる。中には荒木飛呂彦のように今も尚現役バリバリで存在感を放っている者もいるが、数少ない例外と言えるだろう そんな例外の1人として…

青春の迷走

早いもので今週末からGWである。この春から新たな生活を始める事になった新入生や新社会人はそろそろ環境に慣れ、期待に胸躍らせた気持ちも不安に苛まれた気持ちも一段落した頃だろうか。…まあ、かく言う私がそんな環境にあったのは20世紀の話になる訳だが…

黄金期ジャンプ短期終了作家列伝

当ブログではこれまで主に黄金期ジャンプの短期終了作品にスポットを当てた記事を書いてきたのだが、そんな記事をいくつも書いているうちに、作品では無く作者について、短期終了作品以外のジャンプ及び他誌での連載作品の記事も書きたいという気持ちも湧い…

希少な赤塚賞入選者

前回当ブログでは「地獄先生ぬ~べ~」の原作担当である真倉翔が自分で作画も手掛けた「天外君の華麗なる悩み」を紹介した。であるなら、今回は「地獄先生ぬ~べ~」の作画担当である岡野剛が自分で原作も手掛けた作品を紹介するのが筋であろう 筋と言っても…

真倉翔の華麗なる転身

当ブログでは前回、原作・原案付き作品という括りで記事を書いた。その流れで今回は、とある有名な原作・原案付き作品の原作者が、自身で作画まで手掛けた作品を紹介したい …まあ、表題に名前が入っているので察した人も多いだろうが。そう、今回紹介するの…

データで見る黄金期ジャンプ 原作・原案付き作品編

当ブログでは前回紹介した「暗闇をぶっとばせ‼」など原作・原案付き作品をいくつか紹介してきた。そこで今回は原作・原案付き作品をテーマに少し掘り下げてみたいと思う 改めて説明するまでも無いが原作・原案付き作品とは、漫画の作業を設定やストーリーを…

ジャンプ版「逃亡者」

「逃亡者」という古い海外TVドラマがある 無実の罪で逮捕されて死刑判決を受けた主人公が護送中に脱走し、自分で真犯人を見つける為に逃亡生活を続けるという内容で、制作された米国はもとより遅れて放送された日本でも高視聴率を記録した それだけにとどま…

桂正和の迷走

以前紹介した「超機動員ヴァンダー」の記事でも述べたが、桂正和という漫画家はコンスタントにヒットを飛ばしている印象があるが、実は初連載作品であり初ヒット作でもある「ウイングマン」から「電影少女」で次のヒットを飛ばすまでに約四年もブランクがあ…