黄金期ジャンプの影

主にジャンプ黄金期の短期終了作品について語ります

手にいれろ! DRAGONBALL3 「ドラゴンボール3悟空伝」攻略 最終章

 前々回、前回に引き続き「ドラゴンボール悟空伝」の攻略を

 

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 ピラフ一家を倒した所から再開。まずは左上に向かい西の都へ。人調べるでブルマと話すと世界武道選手権大会の優勝トロフィーにドラゴンボールがついているという情報が

 

 という訳で世界武道選手権大会に出場。対戦相手は餃子、クリリンヤムチャ天津飯の順…って、やはりこれもほぼほぼ天下一武道会じゃないか。例によって決勝戦は負けても問題はないので無理に勝つ必要は無い。決勝戦後に天津飯、ウーロンと話すと優勝トロフィーが何者かに奪われたという

 

 トロフィー及びドラゴンボールを取り戻す為に追跡。レベルキャップが20に。一本道のマップを進みヤジロベー戦、タンバリン戦に勝つと五星球を入手

 

 更に進むとシンバル戦を経てピッコロ大魔王と戦う事になるが、まず負けてドラゴンボールを奪われてしまう

 

 ピッコロ大魔王に勝つ為再び修行しようと右に向かいカリン塔へ。ちなみに今回はカリン塔を登るマップは無い。カリン様にはこれ以上教える事はないと言われ、代わりに一か八か超神水を飲むかどうか聞かれる。飲むと体力が50減り、それで死ななければ悟空のレベルが数段アップ…とメッセージが出るのだが、どうもレベルが上がっていない様子。勘違いかなと思ってもう一度やり直してみたのだが、やはりレベルは1つも上がっていないし、能力値が上がっているという事も無い

 もしかして不具合なのかと調べてみたところ、どうやらゲーム内での超神水の実際の効果は悟空が強くなるのではなく、ピッコロ大魔王が弱体するとの事。…だったら何でレベルが上がったなんて紛らわしい表現をした。というか、悟空を強くして何か問題がある訳じゃないのだから強くしていいのでは

 

 さておき、ピッコロ大魔王を倒す為左に向かい暗黒魔城へ

 

 中は3Dダンジョンになっていてマップは↓の通り。手書きで汚い上に通路の長さが適当だがご容赦のほどを。序盤にあった山賊の砦と違ってゲーム内でマップが表示されないのだ。ちなみに数字はそこで入手できるドラゴンボールの星の数であって、別にその順番に攻略せよという事ではない。そもそも順番に攻略しようにも4が欠けているし

 

 各番号の部屋では敵と戦闘になり、倒した後に敵を調べるとドラゴンボールを入手できる。中でも注意すべきは三星球を持っている偽悟空で、その名の通り悟空と同じくかめはめ波などを放ってきて大ダメージを喰らってしまう。連戦して勝てない訳でもないが、いつでもダンジョンから外に出られるので手札が悪くなったら一度外に出て手札を調整するのも手である。そして四星球以外の全てのドラゴンボールを集めたらボスであるピッコロ大魔王の部屋に入れるように

 

 という訳でピッコロ大魔王戦。といっても、ゲームの仕様上超神水を飲んでいれば特別苦戦する相手では無かったりする。勝てばついにドラゴンボールが揃い、神龍天下一武道会の復活という願いを叶えて貰える。名前が違うが似た大会があるのにそこまでして叶えてもらうもんでもないと思うが

 

 その後自動的にカリン塔に移動し、三年後に行われる天下一武道会まで修行する為神様の元へ

 

 修業内容は修行マスでMr.ポポが出た時と同じものだが枚数は1枚固定で、成功すればマップを1マス進む事が出来、ゴールに到達するか4回失敗するまで続けられる。最終的に進んだマスの数によって0~5までレベルアップすると共に必殺技を覚える事が出来る。といっても、レベルキャップの関係上20までしか上がらないからそこまで頑張る必要もないと思うかもしれないが、ここで覚える必殺技は他では覚えられないらしいので、超かめはめ波まで覚えておきたいところ

 

 修業が終わると三年後に飛んで悟空が大人に成長。以後如意棒を使わなくなるので武のカードが無くなる(敵は使うが)

 

 早速天下一武道会の会場へ、の前にまず右下の涼景山(元フライパン山)へ。かつての約束通りチチと結婚する事に

 

 涼景山からS字を描くような軌道で左下に向かい会場へ。対戦相手は桃白白、クリリンヤムチャ天津飯、そして決勝でマジュニアという順番。…正式な天下一武道会なのにこれまでの似た大会と同様微妙に対戦相手が変わっているのだが。あとクリリンヤムチャと戦わせられ過ぎ

 

 ともあれ、マジュニアを倒すと倒すとエンディングとなり、これにて「ドラゴンボール悟空伝」の攻略が無事完了

 

 …なのだが、実は隠し要素があり、エンディングでカードがめくれて色々なキャラが出て来る最中、アラレとラディッツが出てきた時にAボタンを押すとその2人と戦う事が出来るのだ。別に倒したところで何かある訳ではないが、2人ともマジュニアよりも遥かに強いので一度は挑んでみて欲しい

 

 さて、エンディングを見て隠しボスまで倒した今、改めて本ソフトの評価を下そう

 まず、良かった点としては、私のように「DRAGONBALL」は当時のジャンプで読んだきりという者にとっては記憶の奥底に追いやられていた原作序盤のストーリーを久しぶりに体験出来て懐かしさを感じたところだ。おそらく本ソフトをプレイしなければレッドリボン軍のブルー将軍はネズミが苦手なんて話はこの先も思い出す事が無かっただろう。原作を完全に再現している訳ではなく、天下一武道会の廃止など不必要な改変をしているのは玉に瑕であるが

 一方、悪い点はというと、今となってはシステムが古臭くユーザビリティの悪さも相まってプレイしてストレスが溜まる事である

 中でも特に気になったのは本ソフトの売りであったカードバトル周りで、紹介記事でも述べたが基本的に運ゲーであり、レベルが上がっても強いカードを引きやすくなるなど一切ないので雑魚相手でも負けてゲームオーバーになってやり直す羽目になったり、かなり格下の相手でも流石に負ける事はないにしろ星の数の多いカードを出しても同等以上のカードを出され続けて長引く事が多々ありテンポが悪い事この上ない

 なので、もし私が本ソフトを実機でプレイしていたなら、事故ってゲームオーバーになったり、雑魚相手に長々とバトルさせられて萎えて中断し、再開する度に40文字もパスワードを入れるのに耐えられずに投げ出していた事だろう。だが、ファミコンジャンプミニでプレイしたのでいつでもクイックセーブ&ロードがあり、投げ出す事なくクリア出来た。それは逆に言えばクイックセーブ&ロードがあれば投げ出さずに済む程度の欠点だという事なので、実機でプレイするのは絶対お勧めしないがファミコンジャンプミニでプレイするなら別に問題ないのではないかと思う