黄金期ジャンプの影

主にジャンプ黄金期の短期終了作品について語ります

黄金期ジャンプ史上最短連載作品

 さて、問題です

 黄金期ジャンプにおいて最長連載記録を持つ作家は誰でしょう?

 

 答えは勿論「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を連載していた秋本治である

 同作品は黄金期ジャンプの始まりから終わりまで通して連載が続いた唯一の作品であるだけじゃなく、その前後も合わせて実に四十年もの長き間、しかも一度も休む事なく連載が続いた伝説的作品であると知っているのは当時の読者だけではないだろう

 では、逆に黄金期ジャンプにおいて最短連載記録を持つ作家は誰なのか知っているだろうか?

 それが今回紹介するこちらの作品を連載した作家である

 

 セコンド(88年16号~21号)

 井上泰樹

作者自画像(「ジャストACE」単行本より)

 

 そんな本作品の連載回数は、「こち亀」の1955回に対して僅か6回である。黄金期前でまだジャンプの連載サイクルが確立されていない時期ならば以前当ブログで紹介した「妖怪ハンター」などは本作品よりも少なく5回しか連載していないが、黄金期においては本作品に次ぐ2番目に短い作品が9回(「不可思議堂奇譚」など5作品)なのだからその短さは突出している

 だが、本作品の場合はあまりにも読者の人気が良くなかったので急遽打ち切ったというのではなく、おそらく最初から6回での終了が予定されていたのだろう。その証拠にジャンプの連載サイクルは崩れておらず、本作品の連載が始まる前の号にも新連載が始まっているし、本作品が終了した次の号でも終了作品がある。また、連載第1話が巻頭カラーではなく、掲載順が比較的優遇される2~4話も後ろの方であった事からも最初からアンケートを意識していなかった事がうかがえる

同時期に終了した「はるかかなた」と比べても序盤の掲載順の差は一目瞭然である

 作者の経歴はこちらを参考にされたし

shadowofjump.hatenablog.com

 「ジャストACE」の終了後、86年増刊オータムスペシャルに「ANGEL KISS」を掲載。そして88年16号から本作品の連載を開始したのであった

 そんな本作品は、プロボクシングでセコンドを務めるトレーナーの大松清司の目線を通してプロボクサーのリング内外での生き様を描いたボクシング漫画である

 ところで、ボクシング漫画は通常のバトル漫画と比べると地味でストイック過ぎて見栄えが悪いという事は以前当ブログで触れた。ましてや本作品の主人公はボクサーではなくトレーナー、しかもセコンドにつく事になる選手も世界チャンピオンを狙えるダイヤの原石とかではなく、減量に失敗した選手やファイトスタイルは派手だが勝ちより負けが多くかませ犬と揶揄される選手とかなのだから地味も極まれりである

 だが、それだけにボクシングの栄光に隠れた影の部分が淡々と描かれて面白く、当ブログで紹介するのに相応しい作品だと言えよう

 中でも私が気に入っているのは「ロッキーになれなかった男」で、エピソードの中心となる選手は新人王トーナメントで同門の選手、しかも実力的に格が違いすぎて勝ち目がない相手とあたった為にジムから出場辞退を迫られるという、ある意味ではどんな負け方よりも残酷な話で、試合どころか練習風景すら皆無であるところがドラマをより引き立てて物悲しさを感じられる

 だが、そういったエピソードの数々は大人になった今なら面白く読めるが、ジャンプのメイン読者層にとっては退屈極まりないし、主人公である大松は見た目が冴えないオッサンな上に物言いが説教臭いので親近感が湧かない。同じオッサンでも「こち亀」の両津勘吉とは大違いである。おかげで当時の私が本作品について憶えているのは減量に失敗して計量前夜に絶食した選手の顔が、頬がこけ目も落ち窪んでまるで別人のよう、というか完全に別人の顔になっていて、いくらなんでもそんな訳ねーだろとゲラゲラ笑った事くらいである

 そんな本作品なので、例え最初から6話で終了すると決まっていなかったとしても短期終了は免れなかったであろう。それに、連載が長く続いたら作者が本作品の為にボクシングジムに通い、時には実際セコンドに立って集めたネタも尽きただろうし

 しかし、本作品はたった6話であるだけに、その中にエッセンスが凝縮された味わい深い作品となっているのである

看板作家が絶賛した作品

 来月にはもう大概の人は気にしなくなると思うが今年の干支は辰、つまり竜である

 そういう訳で今回は竜に関係する作品を紹介したい。といっても、新年早々に触れた「DRAGONBALL」や「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」ではなく、こちらのタイトルだ

 

 恐竜大紀行(88年51号~89年12号)

 岸大武郎

 

 そう、竜は竜でも恐竜である。厳密にいえば辰は竜ではなく龍の方ではないかという気もするが、新年早々細かい事を気にしてはいけない

 ところで、本作品が話題になる時によく引き合いに出されるフレーズにこんなものがあるのはご存じの方もいるだろう

 鳥山明が絶賛した作品、と

 ジャンプ黄金期の象徴といえる「DRAGONBALL」を描いた作家が絶賛とはなかなか御大層なフレーズであるが、実際2005年にジャイブから復刊された「恐竜大紀行完全版」の巻末に鳥山明がわざわざコメントを寄せているらしいので、かなり惚れ込んでいるのは間違いない。らしいとしか言えないのは、私が購入したのは電子書籍版の総集編で、こちらにはコメントは掲載されていないので未確認なのだ。もしコメントを見たいという方がいるなら間違えて購入する事の無いように

 さておき、作者は83年に「21世紀の流れ星」で手塚賞準入選、85年には「水平線にとどくまで」で手塚賞入選を果たし、同作品が増刊サマースペシャルに掲載されてデビューを飾る。その後87年スプリングスペシャルに「方舟」、同年サマースペシャルに「SOS!ムシムシ探偵団」の掲載を経て88年51号から本誌初登場にして初連載として開始されたのが本作品だ

 そんな本作品は、遥か昔に地球を支配していた様々な恐竜たちの生態を描いた1話完結式の恐竜漫画である

 話の流れとしては、エピソード毎にテーマとなる恐竜種、第1話ならティラノサウルスというように定めてそのうちの一個体にスポットを当て、種としての生態と個としての生き様、時に死に様までを描くというものだ

 恐竜たちの描写については、その後研究が進んだ結果、例えばパキケファロサウルスは頭骨が分厚い事から当時は頭をぶつけ合っていたと考えられ作中でもそう描かれていたが、現在では否定的な意見が多いなど恐竜像が変化した為に今見ると古臭い感じがするのは否めない。が、それでもなお登場する恐竜たちは皆、筆致が細かくまるでそこで生きているかのように、文字通り生き生きと描かれていて眺めているだけでも楽しい。鳥山明が絶賛したというのも頷ける出来である

 しかし、その楽しさはNHKEテレで「ダーウィンが来た!」を見た時に感じる生物ドキュメンタリー的な楽しさであって、ジャンプ読者が求めているような楽しさではない。一応は恐竜に言葉を語らせるといった漫画的演出はあるし、見せ場となる捕食シーンも毎話のように入れられているのだが、あまりフィクションに寄せたくないと作者が考えているのか全体的に淡々としていてエンタメ性に欠けるのである。なので、ジャンプの連載陣の中では浮きまくっていて学習漫画を読まされているように感じる読者もいた事だろう。そこが本作品の良いところでもあるのだが

 編集部も本作品が読者に受けないであろうと半ば分かっていたようで、通常は掲載順が優遇される2話~4話の時点でかなり後ろの方に追いやられ、6話以降は巻末かブービーという扱いの悪さであり、12話で終了してしまったのも仕方がない事だろう

 思うに本作品はジャンプではなく、学習研究社あたりが発行している教育系の雑誌に連載していればもっと長く続いたのではなかろうか。…いや、そういった本を読んだ事はないので漫画を掲載するような余地があるのかわからないけど

大掃除がてら昔のゲーム機の起動チェックをする その2

 腰が痛くて中断した昔のゲーム機の起動チェックの続きを。実はまだ腰が治りきっていないのだが、出しっぱなしのゲーム機が部屋を占拠しているので早いところ整理しなければ邪魔でしょうがないのだ。なお、前回言い忘れたが、変換器の関係上本来画面比が4:3のゲーム機の画面も16:9になってやや横長に伸びている事を今更ながら断っておく

 

 今回はこちらから

 94年11月22日に発売されたセガサターン。発売当初はPSと激しいシェア争いを繰り広げて僅かながらリードしていた時もあったが結局は大きく水をあけられ、ドリームキャストの早期投入によって短命に終わった悲運のゲーム機である。ちなみに私が所持しているのは値下げと共に本体カラーが灰色から白に変更された通称白サターンだ

 サターンは拡張スロットが弱点で接触不良を起こしやすく、前回起動した時には既にパワーメモリーが認識できない状態だったが果たして

 起動はしたのだがやはりパワーメモリーは認識せず。まあ、勝手に直っている訳もないのでそれは良いのだが、コントローラーの反応も悪くなってしまっている。一度抜き差ししたらマシになったので、コントローラー端子も接触が悪くなっているのだろうか

 

 続いてはこちら

 言わずと知れたスーファミことスーパーファミコン(90年11月21日発売)。…なのだが、箱が異常に軽いのでもしやと思って開けてみたら

 そりゃ軽い訳だ…。片付ける際にわざわざ箱と別にしまう筈はないと思うのだが一体どこに消えたのだろうか。マジで謎である

 

 気を取り直して次はこちら

 88年10月29日に発売されたメガドライブ。なお、私が手に入れたのは現役当時ではなく21世紀になってから箱なしの中古を購入したので本体画像のみである

 無事に起動。これでメガドライブミニにも2にも収録されていない「マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー」がいつでもプレイ出来る。接続ケーブルのサウンド端子がモノラルなのが難点ではあるが

 

 そしてこちら

 87年10月30日に発売されたPCエンジン。といっても、私が所持しているのは後年発売されたCDドライブ一体型のDUO-Rで、メガドライブ同様箱なしの中古を購入したものである

 CDROM²は問題なく起動したのだが、HUカードの方を確認しようとしたらどれもスリーブがベトベトしている。これはどういう事かと調べたところ、どうもスリーブの素材が劣化して起こる加水分解という現象のようでこのままスリーブにしまい続けるのは良くないらしい。そのせいか数本試したところ起動しないHUカードも幾つかあった。本来ならHUカード全てをチェックしたいし、CDのソフトもPCエンジン用に限らず古いものは寿命が来ている物もあるかもしれないので全部チェックしたいのだが、なにせ数百本もあって時間が足りないので今回は断念する事にする

 

 以上で私が所持する全ゲーム機の起動チェックは終了である。というと、「あれ、ファミコンは無いのか」と突っ込みが入るかもしれない。別に所持していなかった訳ではなくファミコンは勿論、それより新しいゲーム機も3DO REALとかマイナーなものも所持していた。のだが、壊れて処分したり金欠で手放したりしたので現在手元に残っている物はこれだけなのだ。サターンなんかは発売日に購入して一度手放してまた買い直したりしているし

 

 いや、まだあった

 忘れちゃいけない携帯機。なお、これらはゲーム画面を撮影するには直撮りしかなく、そうしようとするとどうしても影か私の姿が映り込んでしまうので画面は無しで軽く報告するだけにしておく

 現在私が所持している携帯機は3DS(11年2月26日発売)、PSP(04年12月12日発売)、ゲームボーイアドバンス(01年3月21日)の3つ。あとゲームボーイポケットがあったような気がしたが、ゲームボーイアドバンスに互換機能があるので見つからなくても問題はないか

 このうち以前からUMDドライブが壊れていたPSP以外は起動、PSPもダウンロードソフトは起動した。のだが、3DSPSPもバッテリー劣化の兆候が見られた

 

 

 結果をまとめると、行方不明だったスーファミを除くとゲームがプレイ出来なかった機体は1つだけだが、他の機体も色々不具合が出ているのでそのうち手入れをしなければならないだろう。特に端子の接触不良を起こしている機体が複数あるのでまずは端子の掃除からか

 

大掃除がてら昔のゲーム機の起動チェックをする

 私はこんなブログをやっている事からもわかるだろうが、これまで黄金期ジャンプの短期終了作品をはじめとする漫画に多大な時間とお金を費やしてきた

 そして、漫画と同じくらい多大な時間とお金、いや、お金に関しては明らかにもっと多くを費やしてきたのがTVゲームだ。何しろゲーム機を1台買うのにジャンプコミックスが100冊くらい買えるのだから単価が違い過ぎる

 そして当然私の家には今も新旧様々なゲーム機とソフトがある…のだが、流石に加齢と共にTVゲームをプレイする時間は少なくなり(といっても年に数百時間はプレイしているが)、古いゲーム機に関しては十年くらい使っていないものもあったりしてちゃんと動くのか心配になってきた今日この頃である

 そういう訳で、今回は少し早めの大掃除ついでに所持しているゲーム機の起動チェックをしていきたい。なお、今回の記事は当ブログのテーマであるジャンプや漫画と一切関係ない事を予め断っておく。一応大掃除のもう1つの目的は所持している筈なのに見当たらない漫画の単行本を探す為であるのだが、ここ数年大掃除の度に探しても全然見つからないので半ば諦めて少しずつ買い直している有様であるし

 

 さておき、チェックの順は発売が新しい物からだんだん過去に遡っていく事にし、現役で稼働しているswitchは飛ばしてまずこちらから

 switchの前世代機で12年12月8日に発売されたWiiUである。これは半年ほど前「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」が発売する直前に前作のおさらいをしようと「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」をプレイしたから問題ないとは思うが念のため

 やはり問題なく起動したのだが、WiiUパッドのバッテリーが駄目になっていて充電がきかず、電源コードを繋ぎながらでないとすぐに切れてしまうのが気になるところだ



 続いてはこちら

 02年2月22日に発売された箱〇ことxbox360。日本ではあまり売れなかったのでマイナーな印象があるが、世界では8000万台以上も売れた大ベストセラー機だったりする

 これは何の問題もなく起動

 

 続いてこちら

 

 02年2月22日に発売されたマイクロソフト初のゲーム機のxboxである。実はこれが一番心配な代物で、何故かというと地震で二度も棚から落下しているからだ。東日本大震災では落下しなかったのにその後同じ場所に置いておいて落下しているのは何故なのだろう。さておき、落下したといっても発泡スチロール入りの箱で保護されているので見た目に壊れているところはないが果たして

 起動はしたのだが、やはり心配した通りディスクが読み取れなくなってしまっている。ハードディスクも生きているので重大な故障ではなく、おそらく落下の衝撃でディスクの読み取りレンズの位置がズレただけとかだと思うが、原因が何にしろ直す技術がないのでどうにもならない。一応xbox360には互換機能はあるのだが、対応ソフトが全体の半分程度なので手持ちのソフトでプレイ出来ない物も多いんだよなあ

 

 続いてこちら

 01年9月14日発売で任天堂初の光学ディスクドライブが標準搭載されたゲーム機であるゲームキューブ

 若干ディスク読み取り音がうるさいのが気になるが起動自体は問題なし。チェックの為に読み込んだガチャフォースが面白くて大掃除の手を留めて一時間以上プレイしてしまったのは内緒だ

 

 そしてこちら

 00年3月4日に発売されたPS2。ちなみに最初に買った本体は故障してしまって現在所持しているのは買い直した薄型である。こちらも今年PS版「地獄先生ぬ~べ~」やPS2版「ジョジョの奇妙な冒険」の紹介記事の為に起動したので問題ないと思うのだが

 やはり問題なく起動した…のだが、メモリーカード挿入口2がメモリーカードを認識しないという問題が。プレイ自体には支障ないが、容量の少ないPS用メモリーカードのデータのやり繰りが出来ないのは不便である

 

 まだゲーム機はあるし大掃除も途中なのだが、腰が痛くてこれ以上続けられなくなったので続きは次回に

手にいれろ! DRAGONBALL3 「ドラゴンボール3悟空伝」攻略 最終章

 前々回、前回に引き続き「ドラゴンボール悟空伝」の攻略を

 

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 ピラフ一家を倒した所から再開。まずは左上に向かい西の都へ。人調べるでブルマと話すと世界武道選手権大会の優勝トロフィーにドラゴンボールがついているという情報が

 

 という訳で世界武道選手権大会に出場。対戦相手は餃子、クリリンヤムチャ天津飯の順…って、やはりこれもほぼほぼ天下一武道会じゃないか。例によって決勝戦は負けても問題はないので無理に勝つ必要は無い。決勝戦後に天津飯、ウーロンと話すと優勝トロフィーが何者かに奪われたという

 

 トロフィー及びドラゴンボールを取り戻す為に追跡。レベルキャップが20に。一本道のマップを進みヤジロベー戦、タンバリン戦に勝つと五星球を入手

 

 更に進むとシンバル戦を経てピッコロ大魔王と戦う事になるが、まず負けてドラゴンボールを奪われてしまう

 

 ピッコロ大魔王に勝つ為再び修行しようと右に向かいカリン塔へ。ちなみに今回はカリン塔を登るマップは無い。カリン様にはこれ以上教える事はないと言われ、代わりに一か八か超神水を飲むかどうか聞かれる。飲むと体力が50減り、それで死ななければ悟空のレベルが数段アップ…とメッセージが出るのだが、どうもレベルが上がっていない様子。勘違いかなと思ってもう一度やり直してみたのだが、やはりレベルは1つも上がっていないし、能力値が上がっているという事も無い

 もしかして不具合なのかと調べてみたところ、どうやらゲーム内での超神水の実際の効果は悟空が強くなるのではなく、ピッコロ大魔王が弱体するとの事。…だったら何でレベルが上がったなんて紛らわしい表現をした。というか、悟空を強くして何か問題がある訳じゃないのだから強くしていいのでは

 

 さておき、ピッコロ大魔王を倒す為左に向かい暗黒魔城へ

 

 中は3Dダンジョンになっていてマップは↓の通り。手書きで汚い上に通路の長さが適当だがご容赦のほどを。序盤にあった山賊の砦と違ってゲーム内でマップが表示されないのだ。ちなみに数字はそこで入手できるドラゴンボールの星の数であって、別にその順番に攻略せよという事ではない。そもそも順番に攻略しようにも4が欠けているし

 

 各番号の部屋では敵と戦闘になり、倒した後に敵を調べるとドラゴンボールを入手できる。中でも注意すべきは三星球を持っている偽悟空で、その名の通り悟空と同じくかめはめ波などを放ってきて大ダメージを喰らってしまう。連戦して勝てない訳でもないが、いつでもダンジョンから外に出られるので手札が悪くなったら一度外に出て手札を調整するのも手である。そして四星球以外の全てのドラゴンボールを集めたらボスであるピッコロ大魔王の部屋に入れるように

 

 という訳でピッコロ大魔王戦。といっても、ゲームの仕様上超神水を飲んでいれば特別苦戦する相手では無かったりする。勝てばついにドラゴンボールが揃い、神龍天下一武道会の復活という願いを叶えて貰える。名前が違うが似た大会があるのにそこまでして叶えてもらうもんでもないと思うが

 

 その後自動的にカリン塔に移動し、三年後に行われる天下一武道会まで修行する為神様の元へ

 

 修業内容は修行マスでMr.ポポが出た時と同じものだが枚数は1枚固定で、成功すればマップを1マス進む事が出来、ゴールに到達するか4回失敗するまで続けられる。最終的に進んだマスの数によって0~5までレベルアップすると共に必殺技を覚える事が出来る。といっても、レベルキャップの関係上20までしか上がらないからそこまで頑張る必要もないと思うかもしれないが、ここで覚える必殺技は他では覚えられないらしいので、超かめはめ波まで覚えておきたいところ

 

 修業が終わると三年後に飛んで悟空が大人に成長。以後如意棒を使わなくなるので武のカードが無くなる(敵は使うが)

 

 早速天下一武道会の会場へ、の前にまず右下の涼景山(元フライパン山)へ。かつての約束通りチチと結婚する事に

 

 涼景山からS字を描くような軌道で左下に向かい会場へ。対戦相手は桃白白、クリリンヤムチャ天津飯、そして決勝でマジュニアという順番。…正式な天下一武道会なのにこれまでの似た大会と同様微妙に対戦相手が変わっているのだが。あとクリリンヤムチャと戦わせられ過ぎ

 

 ともあれ、マジュニアを倒すと倒すとエンディングとなり、これにて「ドラゴンボール悟空伝」の攻略が無事完了

 

 …なのだが、実は隠し要素があり、エンディングでカードがめくれて色々なキャラが出て来る最中、アラレとラディッツが出てきた時にAボタンを押すとその2人と戦う事が出来るのだ。別に倒したところで何かある訳ではないが、2人ともマジュニアよりも遥かに強いので一度は挑んでみて欲しい

 

 さて、エンディングを見て隠しボスまで倒した今、改めて本ソフトの評価を下そう

 まず、良かった点としては、私のように「DRAGONBALL」は当時のジャンプで読んだきりという者にとっては記憶の奥底に追いやられていた原作序盤のストーリーを久しぶりに体験出来て懐かしさを感じたところだ。おそらく本ソフトをプレイしなければレッドリボン軍のブルー将軍はネズミが苦手なんて話はこの先も思い出す事が無かっただろう。原作を完全に再現している訳ではなく、天下一武道会の廃止など不必要な改変をしているのは玉に瑕であるが

 一方、悪い点はというと、今となってはシステムが古臭くユーザビリティの悪さも相まってプレイしてストレスが溜まる事である

 中でも特に気になったのは本ソフトの売りであったカードバトル周りで、紹介記事でも述べたが基本的に運ゲーであり、レベルが上がっても強いカードを引きやすくなるなど一切ないので雑魚相手でも負けてゲームオーバーになってやり直す羽目になったり、かなり格下の相手でも流石に負ける事はないにしろ星の数の多いカードを出しても同等以上のカードを出され続けて長引く事が多々ありテンポが悪い事この上ない

 なので、もし私が本ソフトを実機でプレイしていたなら、事故ってゲームオーバーになったり、雑魚相手に長々とバトルさせられて萎えて中断し、再開する度に40文字もパスワードを入れるのに耐えられずに投げ出していた事だろう。だが、ファミコンジャンプミニでプレイしたのでいつでもクイックセーブ&ロードがあり、投げ出す事なくクリア出来た。それは逆に言えばクイックセーブ&ロードがあれば投げ出さずに済む程度の欠点だという事なので、実機でプレイするのは絶対お勧めしないがファミコンジャンプミニでプレイするなら別に問題ないのではないかと思う

さがそうぜ! DRAGONBALL3 「ドラゴンボール3悟空伝」攻略 その2

 前回に引き続き「ドラゴンボール悟空伝」の攻略を

 

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 亀仙人に筋斗雲(または子ガメラ)を貰った所から再開。まずは左に進んで西の都へ

 

 南に移動して人、耳、と調べてウサギ団と戦闘。更に西に移動して建物を調べてもう一度、入り口で更にもう一度ウサギ団戦。建物の中では兎人参化がブルマの両親を人参に変えて人質にしているのでウーロンと話して人参を取り返して貰い、その後で兎人参化と話す。机のひきだしを調べると六星球が入手出来る

 

 下に向かってピラフ城へ。イベントが自動で進み、ドラゴンボールを奪われた上に閉じ込められるが、悟空が大猿に変身して脱出する

 

 仲間と別れて修行の為に亀仙人の元へ。ここからレベルキャップが8に。修業したければピチピチギャルを連れてこいというのでギャル探しへ。ギャルは♡のマスにいるがその前にクリリンと戦い仲間にしてから♡マスに向かい、ランチさんを連れて戻る

 

 亀仙人の下で修業。失敗成功関係なくマップを3周すれば終了する。修業終了後、成果を確認する為に腕自慢武道会なる大会へ

 

 という訳で腕自慢武道会。相手は1回戦でギラン、2回戦でヤムチャ、準決勝がクリリン、決勝がジャッキー・チュン…ってコレ、ヤムチャ戦が追加されて準決勝の組み合わせが変わっているが、ほぼほぼ天下一武道会じゃないか。こんな大会が開催されているのなら別に天下一武道会を復活させなくても良いのでは? ちなみに決勝戦は負けてもゲームオーバーにならないので、それまでの戦いで手札が酷くなり体力もかなり減っているという場合はアイテムを使って無理にでも倒すより素直に負けた方がいい


 大会が終わったらドラゴンボール探しを再開。レベルキャップが12に。まずは右に向かいジングル村へ。なお、ここから止まるとレッドリボン軍と戦闘になるRRマスが出現する。村の中では家に移動してレッドリボン軍と戦い、勝った後で少女と話すと暖かいコートを貰える

 

 家から出て、進む、でマッスルタワーに。上へ上へ登りつつレッドリボン軍及びメタリック軍曹、ムラサキ曹長との戦闘。ムラサキに勝ったらムラサキを調べて檻の鍵を入手し、人造人間8号を助ける

 

 6階に行くとブルー将軍の罠で5階に落とされブヨン戦。勝ったら6階に戻ってブルー将軍戦。ブルー将軍は原作同様ネズミが苦手でネズミカードを使用すると弱体化する上に無条件で1回攻撃出来る。…のだが、そんな事すっかり忘れていた私は連戦で手札が酷くなっていた事も相まって苦労した。私のようになりたくなければ事前にネズミカードを手に入れておこう

 

 ブルー将軍を倒してドラゴンボールを無事取り戻したついでに少年(ウパ)と話す。マッスルタワーから出たら左に進んでカリン塔へ。カリン塔を登るマップでは使ったカードが補充されず、途中でカードが尽きたら下に戻されるので入る前に手札を揃えておこう

 

 カリン様の下で修業。修業自体は修行マスでカリン様が出た時と同じで、全5回のうち3回以上成功すると超聖水を飲む事が出来る。2回以下だとカリン塔を登るところからやり直し

 

 道を引き返してレッドリボン軍本部へ。ここから止まると魔族との戦闘になる魔マスが追加される。入口で桃白白と戦闘、更に建物に移動してバトルジャケット3連戦。勝つと一星球を入手。これでレッドリボン軍が壊滅し、以後RRマスが無くなる

 

 レベルキャップが15に。レーダーに映らないドラゴンボールがあるというので、とりあえず左上に進んでカメハウスへ。その後左下に進み占いババの宮殿へ

 

 占いババの宮殿でオバケと話す。3対3で戦って勝ったらタダで占ってくれるというので仲間を探しに。左上方向にクリリン、右上方向にヤムチャがいるので仲間にして戻る。なお、クリリンヤムチャの間にある空白マスではシンバルと戦う事になるので注意

 

 占いババの宮殿で3対3の戦い。勝ち抜き戦でクリリンヤムチャも自分で操作して戦う事になるのだが、どちらも先鋒のミイラくんにまず勝てないので実質的に悟空がミイラくん、アックマン、悟飯じいちゃんと3人抜きする事に。どうでもいい事だが、悟飯じいちゃんは仮面で正体を隠しているのにテキストでネタバレしているぞ

 

 占いでドラゴンボールの場所が判明するのでそこへ。ピラフ一家がいてピラフマシーン3連戦となり、勝つと三星球を入手


 と、今回はここまで。続きは次回に